教会暦についてひとこと

降臨節
Advent

✝️ 降臨節(Advent)
⭐️12月25日降誕日までの4週間(4主日)を聖公会では「降臨節」と言います。
「待降節」とも言われ、英語ではAdventです。adventus(到来・来る)というラテン語が語源です。
この4主日(4週間)は赤ちゃんイエス様の誕生を静かに待ち、お祝いするために準備をする期間です。
祭壇には4本のろうそく(アドベント・キャンドル)が準備され、毎主日1本づつ火が灯されます。
それぞれ「希望」「平和」「喜び」「愛」を表し、「世の光」であるイエス様の誕生に思いを巡らすための光です。(諸説あり)

降臨節には「イエス様のお誕生」だけではなく、天国に昇られたイエス様の「再臨」を心から待ち望む意味があると、説教の中で教えられました。

⭐️クリスマスツリーなどの飾り付けやイルミネーションが綺麗に街を彩り、楽しい華やかムードのクリスマス・シーズンです。多くの人が「クリスマスはイエス様のお誕生日」ということを知らないかもしれませんが、人々が嬉しく幸せな気持ちでいることが、神様にはとても嬉しいことなのだと思います。

そんな中、馬小屋でひっそりとお生まれになったイエス様、そして見守るマリア様・ヨセフ様に少しでも思いを巡らせてみませんか? きっと、温かい気持ちに包まれます。
そして、戦争・災害・病気などで困難、悲しみ、恐怖の中でクリスマスを迎える人たちのことも忘れず、すべての人に神様の愛と平和が注がれますように思いを馳せて、祈りましょう。 

⭐️Happy Advent!⭐️


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